テキストサイズ

〜T.A.B.O.O~

第3章 ヤキモチ

VOCAL:二宮和也

Jがイライラしてる。
原因が俺だということはわかってる。
でもなぁ、潤くん。
誰か一人のものになっちゃいけないんだよ。
そうゆうルール。シェアハウス始めた時に決めたでしょ?
我慢して。

俺とJはシェアハウスを始める前から関係を持っていた。
だから、他の人よりお互いに相手が好きなのかもしれない。
お互いに独占欲も強い。

翔「ニノ…ちょっといい?」
『あっはい。』
翔「ニノもわかってると思うけど…」
『Jの事ですよね?わかってます。』
翔「ならいいけど…できればだけど、あんまり智くんに近づかないでほしいな。潤にイライラが溜まっちゃうから」

俺がリーダーとイチャついてないと…
潤くんが俺の物になっちゃう。

『…でも…。個人の物にはならない。それがルール。ですよね?』
翔「…俺が思うに潤は、個人の物にしたいと錯覚してるんだと思うよ。」
『錯覚?』
翔「そう。最近かまってもらえないから。ニノ、ろくに目を合わせてないでしょ?」
『…』
翔「ニノもニノで、潤のことを好き過ぎている。だから最近、潤のことを避けてるんでしょ?」
『それは…』
翔「個人の物にはならない。それがルールだけど、お前らはさ、俺らとはまた違う絆があるじゃん。少しぐらい潤の方に寄ってもいいんじゃない?」
『わかった…』
翔「個人の物にならなければいいから。ね?今日にでも抱いてあげて?」
『っわ、わかった!』
翔「あっ、声は気にしなくていいから」
『っ〜』
翔「じゃ、撮影がんばろー!」

翔さんのバーカ!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ