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〜T.A.B.O.O~

第3章 ヤキモチ

VOCAL:松本潤

むかつく。
俺のなのに。
俺だけの物なのに。

今、しやがれの収録でテレビ局にきてる。


智「くっはは!やめてよ〜」

和「最近、トレーニングしてるの?ぷよぷよだよ〜」

智「ニノだってそーじゃん!ほらほら」

和「あっ!やめろって〜」


前からイチャついてたけど最近、さらにいちゃつき度がアップしてる。


翔「潤?」

『んあ?』

翔「機嫌直せって、な?」

『別に機嫌わるくねーし』

翔「うーん…あいつらはいつものことだし…ファンのみんなが望んでるし…しょうがないよ」

『わかってるっつーの』


気まずそうに翔くんが顔を覗いてきた。
メンバーに気を使わせちゃって申し訳ない気持ちとニノへの嫉妬。

よくわかんない気持ちが心の中を支配する。


雅「おはよーごさいます!」

翔「はよー」

和「くっ、お、おはよ!っはっは!」

智「おはよ」

『…』


少し遅れて楽屋入りした相葉さん。
それでも、俺が不機嫌なのがわかったのか、


雅「しょーちゃん、松潤何かあったの?」

翔「まぁね…ほら、最近、ニノと智くんがくっついてるじゃん…」

雅「なるほど。だからか、機嫌が悪いのは」
翔「そうゆうこと」


小声で言ってるつもりだと思うけど丸聞こえ。

横目でニノを見ると、大野さんの膝の上にちょこんとと乗って、ゲームをしてる。
大野さんの手がニノのお腹をぷにぷに触ってた。

イライラがつもるばかりだ。

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