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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:二宮和也

潤「でもさぁ…たまに。
たまーに、俺、末っ子が出ちゃうんだよね。
その時、一番甘やかしてくれる。
その存在はかずなんだ。
かずは俺にとって大切な大切な人なんだ。
もし、かずが居なくなるなら俺も一緒にいなくなる。
その覚悟が俺にはある。」


決意の強い言葉とは裏腹にとても優しい目で俺を見つめてくる。

なんでそんなに優しいの?
おれ、この世にいちゃダメなの。
それとも、いていいの…?
いや、ダメなはず。
ダメだからいじめられたんだ…。

潤くんはおデコに優しいキスをして離れていった。

最後は少し怖い顔をした、大野さん。

その顔を見たら自然と、


『ご、ごめんなさい…。』


そんな言葉が出てきちゃった。



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