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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:二宮和也

『何でもない。』


そう言って翔さんに背中を見せる。

自分でも訳わかんない質問したと思った。


殺す…か。

じゃあ俺は殺されるのかな…。

俺は他のメンバーを悲しませることになる。

笑ってない嵐は嵐じゃない。
俺は嵐を殺したことになる。

なーんて。
あぁもお。
マイナスになっちゃうよ。
皆はそんな人じゃないのに。

一刻も早くハウスから出て、マンションに行かなきゃ…。

俺、迷惑掛けっぱなし…。








翔「…ノ…ニノ…ニノ!」

『んん…』

翔「大丈夫?魘されてたよ?」

『あぁ本当?
内容覚えてないや…』

翔「はー…良かった。
リビングに来て、ご飯出来てるよ。」

『ん。わかった。』


翔さんは俺の部屋から出ていった。



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