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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:二宮和也

智「えっと…!
寝て!今すぐ寝て!」


ベッドに倒された。


『…何度だったの?』

智「聞きたい?」

『うん。』

智「これで自覚症状ないとかありえないから。
…三十八度七分。」


三十八度七分…。
ふーん…。


智「あれ?驚いてないの?」

『自覚症状無いんでね』

智「ま、いいやとりあえず寝てな」


リーダーによしよしされながら俺は眠りについた。




『んん…』

翔「…。」


次に目を覚めた時は外が明るかった。
俺の部屋には翔さん。
真面目に新聞を読んでた。


暫くじーと見てた。

気づいたのは三十分後ぐらいかな?


翔「…ふぅ。
ニノは…え!ニノ!
起きてたの?」

『クックックッ…おはようございます。』

翔「何時から起きてたの?」

『ざっと三十分前ぐらいですね』

翔「もお…話しかけて!」

『そんな雰囲気じゃなかったから…』



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