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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:二宮和也


俺よりも先に帰ってきた翔さんはまだシャワーを浴びてない。

俺が帰ってこなければ浴びれたのに。

翔さんは俺のこと怒ってるかな?
…ハウスから出ていった方がいいのかな。


なんて考えてるうちに翔さんの部屋についた。


コンコン。
ドアをノックする


『失礼しまーす。』

翔「んー?智くん?
ん…あぁニノか。どうした?」


俺の名前よりリーダーの名前を出した。
俺の名前は考えてから出した。

俺の存在はずっと一緒にいた人たちにも認識されないんだね。

そもそも、ずっと一緒って思ってるのは俺だけかもね。


翔「ニノ?どーした?
俺に用があるんじゃないの?」

『あっ…ごめん。
…シャワー使う?
俺、浴びたから』

翔「ほんと?
じゃあ使わせてもらおうかな」


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