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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:大野智

翔くんの部屋から出る。

もうそろそろニノがシャワーから上がるはず。

シャワールームには既に居なかった。


『ニノー?』


小声で呼んでも出てこない。


カタ。
物音がした。
リビングからだ。

俺は早足でリビングに行った。


『ニノ…!』

和「リーダー。
どこに行ってたんですか?」

『翔くんの部屋にね』

和「そうですか。翔さんの部屋ねぇ。
あの人、まだ起きてたんですか。」

『うん。
ニノが帰ってくるちょっと前に帰ってきたからね。』

和「シャワーは浴びたんですか?」

『んーまだだと思うよ』


ニノの顔が暗くなった気がした。


和「翔さん呼んできますね。」


そう言ってリビングから出ていった。


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