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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:大野智

『ほんと?
…ならいいけど。』


暗い顔をして帰ってきたニノ。
…撮影現場でなにかあったのかな。

心配しなくてもいい、って言ってるけどそんな顔で言われても説得力ゼロだよ。


『とりあえず、シャワー浴びたら?』

和『わかった。』


ニノをシャワーに出した後、オレは翔くんの部屋に行った。


『翔くん?入るよ』


ノックして翔くんの部屋に入る。


翔「智くん?こんな遅くにどうしたの?」


翔くんもまだ起きている。
さっき帰ってきたばかりだからね。


『ニノのことなんだけど…』

翔「ニノ?」

『なんか悩んでるっぽい。』

翔「ニノが悩みねぇ。
ニノ、一人で抱え込んじゃうからな」

『無理に聞き出せない感じだし…』

翔「んー…とりあえず様子みとこ?」

『わかった』



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