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〜T.A.B.O.O~

第6章 オフの日

VOCAL:櫻井翔


あー…。
危なかったぁ。

潤が俺に微笑んだんだ。
そしたらなんか照れくさくって、キッチンに逃げて来ちゃった。

すると、俺を追いかけるように潤が来て、


潤「翔くん、キッチンに立っても何にも作れないでしょ?」

『うっ…』

潤「俺、作るからリビングで待ってて?」


追い出されたよ。


なんか無性に寂しくなった。
多分、ドタキャンされていつもの俺じゃないみたい。

なんだろ。なんか甘えたい気分なんだ。


寂しいので、キッチンにまた戻り、潤にギュッて抱きついた。


潤「翔くん?…どーした?」

『何でもないよ』

潤「ふーん…。
寂しくなった?」

『ん…』


頷いた途端、恥ずかしくなって、潤の背中に顔を埋めた。



潤「はぁ」


頭上からため息が聞こえた。


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