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妄想

第5章 妄想8

それから、半年が立ち、山本と辻田は東京に来ていた。

えりかはある施設を出たら

作業員「えりかちゃん!」

えりか「う?」

作業員「鈴木社長今日なんか用事あった?」

えりか「今日は今家出てきた時はいなかったけど、用事あることは聞いてないな」

作業員「今日社長と会う約束してて、2時間ぐらい待たされてて、連絡も取れない人がいて」

えりか「どこにいるんですか?」

作業員「とりあえず喫茶店とかでもう少し待ってては言ってある。関係者とかに連絡入れるのでって」

えりか「喫茶店って、そこの?」

作業員「うん」

えりか「名前聞いてる?」

作業員「辻田と山本、2人とも男」

えりか「了解、とりあえず社長に連絡入れて、喫茶店行くわ」

作業員「ごめんな、休みやのに」

えりか「いいよ」

えりかは電話を掛けながら、また施設に戻り、喫茶店に向かった。

社長は電話に出ないから、えりかはいらだってる。

えりかは喫茶店につき、当たりを見渡した。

すると

辻田「えりかちゃん!」

えりか「ん?あ!」

そこには半年前の助けた人たちの、辻田、山本がいた

えりか「辻田さん!もしかして鈴木社長の?」

辻田「そーやで、2時間待たされてるねん。連絡もつけへんし」

えりか「私もとったんやけど、全然とられへん」

辻田「ね、半年前の事ありがとう」

えりか「半年前?」

辻田「俺の事助けてくれて、えりかちゃん居なかったら俺死んでたって」

えりか「あー、気にしないでいただきたい」

その時店にお客がきて

高橋「あれ?えりかちゃん今日は」

その人は高橋克典だった。

えりか「鈴木社長がまたやった見たい」

高橋「あいつ今日なんかあるっていってたかな さっきまで俺といたで」

えりか「はぁ?電話とかなってなかった?」

高橋「いや、なってなかったって言うか、携帯忘れてきたとか言ってた」

えりか「わけわからん」

高橋「もしかしたら、あいつの女の所に行ってるんちゃうか?」

高橋克典は辻田立ちの隣の席につき

高橋「そーいえば、えりかちゃんって、社長にプロポーズされてたね、こないだ。断ってたみたいだけど」

えりか「当たり前だよ!女たらしなんかにプロポーズ受けてもなー」

高橋「社長と付き合ってた?」

えりか「付き合ってません、急にですよ。」


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