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君と僕。

第9章 君と僕と罰ゲーム

「ん、ふぅ...」

先っぽ入った。
手の平にグッと力を込めて奥まで入れると、思った通りそんなに圧迫感はなかった。

「あ、わりと...」

大丈夫そうかも。
そう呟きかけて僕は慌てて口を閉じた。
いやいや、お尻にこんなの入れて大丈夫って明らかにおかしい。

人間として大切なものを失いそうだ。

「蓮君、入れれた?」

「ひぁっ」

扉越しに時雨さんの声が聞こえ、驚いて体が強ばる。
お尻にも力が入ったのか、ぎゅぅっと前立腺が圧迫された。

「は、い」

「じゃ、ズボンだけ履いて外に出てきて」

「ズ、ズボンだけ...ですか?」

「そ、下着厳禁」

変態めぇ!!!!!!

「勝者の言うことは?」

「...ゼッタイ」

お尻に玩具入れてノーパンとか。
ため息をついて、僕はズボンを持ち上げた。

下着がない分違和感はあるけど、思ったよりも外見からは分からないものだな。
慎重にチャックを閉めて、僕は扉を開ける。

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