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君と僕。

第9章 君と僕と罰ゲーム

『あらー、残念』

そう、お察しの通り負けたのだ。
ゴール直前でミニゲームに失敗し、スタート付近まで飛ばされた。

『じゃ、今日は俺の言うこと聞いて、ね?』

嫌だ。
心底嫌だ、怪しい顔してる。
完全に何か企んでる。

『.......ハイ』

けど、約束は約束だ。
負けたのは僕、罰ゲームは受けなければならない。



そして渡された使いかけのローションと、見たことない玩具。

「ナニコレ」

蛍光ピンクのとぐろを巻いた玩具。
太さも長さも、そんなに大きなものではないから、ローションを使えば入るはずだ。

「ううぅ」

とりあえずコレを中に入れて、としか言われてない。
何をするつもりなのか。

というか何をされるのか。

しかし怖がってるだけでは話は進まない。
僕はローションのキャップを外して玩具に垂らした。

「うわぁ、エグ」

ベルトを外して、下着ごとズボンを下ろす。

お尻にあてがうと冷たくて腰が揺れた。

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