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君と僕。

第9章 君と僕と罰ゲーム

頭の先端をグルグルと回すように動いてるから、前立腺を強引に抉ってくる。

「れーん君、置いてっちゃうよ?」

「こ、の...っ」

変態!!!!



「そんなフラフラだと見られちゃうよ?」

公園ってこんなに遠かったっけ。
もう30分は歩いてる。
普段なら15分もかからないのに。

「も、むり...歩けな...」

「えー、何でぇ?」

カチンッ

「ぅあっ」

何でこんな動きのバリエーション多彩なの!?
さっきからすっごい動くんだけど!?

「もうすぐ着くよ、公園」

そんな良い笑顔で言われても...。
前はもう我慢汁ダラダラでズボンが救いようのない姿になってる。
パンツのありがたみを今最大限に噛み締めてる。

「あ、ほらほら見えてきたよ公園!良かったね、人いなさそう」

ベンチとブランコ、それと錆び付いた滑り台だけがある木の多い公園。
すっかり日も暮れてるし、近くに学校もないから普段から人は少ない。

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