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狐と私と先生

第6章 山では、、

この イライラの半分は、、
私が、原因なんだよね。







侵入者さんには、悪いけど、ここで、
銀のストレス解消道具に
なって下さい。

(ちょっと酷いけど、
侵入してきたアナタが
悪いのデス。)





「右の、あの三本
並んだ木の真ん中の、
後ろ」

指さしながら、早口で教えた。

銀は座ったまま、
私の指さした木を確認すると、

何故か、目を細めて
しまった。



普通なら、
『見えないのかな?』
なんて思うだろうけど、
私には、分かる。

銀は、敵が隠れてる木に、意識を集中させてるんだってコト。

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