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狐と私と先生

第6章 山では、、

「、、、。

よ、妖怪?」

「あぁ、
妖怪だ(たぶん)」

「ナニ?

なわばり争いか何か?」

「知らねーよ。
いきなり
攻撃して、きやがったんだ」

ブツブツ 文句を言っている銀。



銀の文句を聞きながら、私は銀の首に
しがみついて
攻撃を仕掛けてる敵を見ようと、後ろを見た。


「なんか、見えるか~」

気のない銀の声。

「うん。

なんとなく、人っぽい影が」

木の後ろに隠れている人の影は、一定の距離をたもちながら
私たちの後を、ついて来ている。




「、、、マジか!」

銀の叫び声に驚いた私は、しがみついて手を放し、銀を見た。

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