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狐と私と先生

第6章 山では、、


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「アァ~、ララ」

桃木 靖也は、
全力で走って消えてしまった静に
タメ息を ついた。

静があんなに急いでいる理由は知らないが、
桃木には、
静が向かった先は
『山』
だと言うコトは、感づいていた。


なんせ、静は無意識のうちに、山の方を
チラチラ見ていたので、イヤでも気づいてしまう。





「今の山、
危ないんだけどなぁ~」

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