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狐と私と先生

第4章 ワザと、なのか?

廊下を走っていると、(良い子はマネしちゃ駄目だよ)
仲の良い亜依(あい)ちゃんがいた。

「アッ、静!

今ね、校門のトコに
スッゴく格好いい人が、、、」

私は亜依ちゃんの横を猛スピードで駆けていく。


ゴメンね、亜依ちゃん。 でも今は、急いでいるの。
怒んないでね~。


心の中で誤りながら、私は上履きのまま、校舎の外に出る。

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