テキストサイズ

狐と私と先生

第4章 ワザと、なのか?




その時、
背筋に小さな寒気を感じた私は、弁当を持ったまま立ち上がった。

いきなり立ち上がった私を、先生は不思議そうに見ている。

「アッ、、エット

まだまだ成長期の先生に、コレあげます!」

私は先生に食べかけの弁当を渡して、

「じゃっ」

先生をおいて室内に入った私は
階段を勢いよく駆け下りいく。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ