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「……かず……」


二宮「やっぱり、あなたが原因でしたか。」


聖輝「あっ…？！」


病室に入ってきた人は、僕に狛犬さんに会うなって忠告をした人だった。


狛犬「まっ松潤…？」


聖輝「松潤…？」


二宮「松本潤。俺達の友達。」


松本「……。」


二宮「潤くん、白状してもらいましょうか。こいつに何を吹きかけたのか。」


松本「……相葉さんに……今後一切近づくなって…」


狛犬「えっ？！」


聖輝「……。」


二宮「潤くん…何でそんなこと言ったの？」


松本「…だって…相葉さんのことが心配だったから…」


狛犬「えっ…？」


松本「こいつと一緒にいるようになってからさ…相葉さんケガしてるだろ？それが心配で……」


狛犬「ケガって…さが高にいたら誰だってケガするよ？」


松本「そうじゃなくてさ…こう…余計なケガというか…殴り合い以外のケガが目立つんだよ…」


松本「誰かの為に頑張るのはいいけどさ…あんまり自分を犠牲にしてほしくねぇんだよ！！」


松本「お前だけの身体じゃねぇんだよ！！もしお前が死んだりしたら…俺やかずだって悲しいし…お前の両親だって……かえでも悲しむ…」


聖輝「かえで……」


松本「だから…その…こいつに…近づくなって…言ったんだ…」


二宮「そういうことか…」


狛犬「…俺は…犠牲になんて思ってない…」


松本「えっ…？」