
Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第7章 桜蘭(さくら)
狛犬「確かに!俺の身体は俺だけのものじゃないよ!違うけどさ…守りたいって思ったらさ…命かけてでも守りたい!」
狛犬「涼野くんを見てるとさ…すっげぇ守りたくなるんだよね…涼野くんがケンカが弱いからとかじゃなくて…何だろ…放っとけないんだよね。」
狛犬「初めて会った時さ…涼野くん最初俺の顔見て怖がってたけど…こんな俺と仲良くしてくれたんだ。」
狛犬「嬉しかった!俺さ、周りから狂犬って呼ばれてるからさ…狛犬って呼んでくれる涼野くんが愛おしく思えるんだよね…」
狛犬「怖がりで…泣き虫で…でも可愛くて…一緒にいると超楽しいんだよね。」
狛犬「だから…俺は涼野くんの為だったら…命かけてもいいって思う。」
聖輝「狛犬さん……」
二宮「……。」
松本「…そっか……」
狛犬「涼野くんもさ…迷惑とか思わないで…俺…涼野くんに避けられるのは嫌だから……」
聖輝「狛犬さん……」
松本「……悪りぃ…俺…何か嫉妬してた…」
聖輝「えっ…?」
