今日も明日も
第51章 おしおきは甘い味
耳を散々弄り倒して、一度だけ頬にチュッとキスしてから
にのの唇が首筋に移動した
ー…ヤバい
楽しもうと思ったけど、時々見せる上目遣いと濡れた唇と
真っ赤な舌に興奮が止まらない
「相葉さん、すごいドキドキしてる」
心臓の上に手のひらを乗せたにのが嬉しそうに笑う
「…そりゃ、するでしょ」
俺の下で感じてるにのも色っぽいけど、攻めに回るにのもまた官能的
…それこそ癖になりそうだ
俺の答えに満足したのか、にのの動きが再開する
胸の回りを撫で回す指がピタリと止まった
「相葉さんは、ここ感じる…?」
突端を指でくるくる弄るけど、にのみたく “感じる“ まではいかない
むしろ擽ったいだけ
大抵の男はそんなもんだと思う
にのが、敏感なんだよ
…だって、俺がそうなるように頑張ったし
俺なしではいられないようにしたんだから
「……っ」
一生懸命そこを舐めたり吸ったりするにのが愛おしい
だって俺を感じさせようと必死なのが伝わってくるんだもん
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