今日も明日も
第34章 100%のきもち 2nd
さんざん昇められて離されたそこが、ジンジンする
そこだけじゃない
体の全てが刺激を欲しがり始めている
「…さわ、ってぇ…」
上がる息の中、必死に伝えたのに
「…どこを?」
わざとはぐらかす
「やだぁ…っ」
相葉さんが耳許に唇を寄せた
「言わないと分からないし…?」
こうなったら、俺が動かない限り相葉さんは絶対に何もしない
震える指で、おずおずと相葉さんの手首を掴んだ
そして、恥ずかしいのを必死で堪えて自分の胸に導いていく
だけどじっと俺の動きを見つめる相葉さんを見てられなくて
俺はギュッと目を瞑った
「こ…こ、」
胸に置いた相葉さんの手に、自分のそれを重ねる
少しでも刺激が欲しくて、無意識に上から相葉さんの手を擦るように動かしていた
「ん…っ」
それだけで、声が出てしまう
「…っ」
相葉さんが息を飲むのが、目を瞑っていても分かった
「…にの、目、開けて?」
言われるままに、ゆっくりと瞼を上げる
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