今日も明日も
第31章 夏の夜空に
支える為に密着した事で、俺自身が勃ち上がりかけてるのが相葉さんにバレてしまった
「もう、大きくなってる…」
“まだ、触ってもないのにね“
耳朶を甘噛みしながら息を吹き掛けられて
背中に瞬時的に鋭い刺激が走った
「や…!言わない、でよ…っ」
首を振って抗議したところで、そんなのは聞いてくれるはずもなくて
「胸だけで…感じるんだ
…やらしい子だよね」
むしろ相葉さんは、更に俺を辱しめる言葉を口にするだけだった
「だって…っ」
「だって、…なに?」
相葉さんが尚も追い詰める
俺だってもう、我慢出来ないのは一緒だった
だから…
「触って…っお願い…」
シラフなら、絶対口にしないねだる言葉
今はただ、快感が欲しかった
相葉さんに、愛して欲しかった
「にの…ヤバすぎ」
相葉さんの目が、ギラリと鋭くなる
それは俺を喰らおうとする、正に獣の眼差しで
「…っ」
俺は思わず息を飲んだ
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