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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡

第14章 ちーちゃんの夏休み♡partⅥ♡






「渚くんたちとは秘密の約束をして…」

「は、ぁあ…」

「葵くんとは特別な思い出があって…」

「ンん…っ─」

「…で、隠し事ばっかりでなんにもなーい仲間ハズレのオレ…」


─チクっ────…


「あぅゥん…ッ…!!」


赤い結び目を解かれぬまま、手首を固く聖くんに抑えられて、ある程度許されていた自由が完全になくなった。

そのせいでカラダじゅうのセンサーの精度が爆発的に上昇して、肌を吸われ、歯をたてられる痛みが快感に変換される倍率も大幅に上昇する。


「傷付いた…」


─ジュルッ…


「悲しかった…」


─ビチャビチャ…


「オレだけ取り残されたようで寂しかったな…」


─グズグチュ…


「ヒッ──ぁあ…!!」


…顔が見えないまま吐かれた彼の声は傷だらけだった。

それが演技じゃないことも、彼が本当の気持ちを述べていることも容易く察しがつくものだった。

でも気がついたときには…


「ダメだよ、もう時間切れ♪」


─もう遅くて。


耳を深く抉る舌と、頭のなかまで犯してくる水音に全神経が犯されて…


「…だから今日は泣いても赦してあーげない」


届いている彼の声にも返事もなにも返せないまま…


─グリッ…!!


「…ふあぁぁんンン!!」


再び触れてきた赤い実をやや強く押し潰される戦慄に、ただただ淫らな滴を吹き上げながら思いきりカラダをしならせる。





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