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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡

第14章 ちーちゃんの夏休み♡partⅥ♡






「ねー、そろそろ下も触ってほしい?更に涎垂らして大変なことになってるよ?」

「あぁッ…、イ…やぁぁあ…」


首を振っても快感だけを与え続けられる彼の全身拘束状態からは逃れてなくて…


「そうだ♪そんなに舐めて欲しかったら葵くんでも呼んじゃえば?」


─ビクッ…ビクンッ…!!


「それで舐めてくださいって、この開きっぱなしのかわいいお口でお願いして?」

「ッ…あぁ゛────…」

「…なーんて……」


そんな…


「…そんなことしたら本当にあとでどうなっても知らないけどね」


嘲るような声にすら、今にもどうにかなってしまいそうなカラダがまた果てのない高みにのぼりつめてしまう…。


それから、再び力の入らなくなったカラダを聖くんに預けると、涙でぐしゃぐしゃになった頬に彼の舌が這った。


「あーあ、でも見つかったら本気で怒られるかな。ちーちゃんのせいでリビングがめちゃくちゃだし…」


そして上手く体勢を解かれて、今度は冷たくなったソファーのアームレストに背を預けるように寝かされる。


…久しぶりに彼の顔を正面から見た。

するとそこにはアタシを見つめる嫉妬と欲望に深く染まった冷たくて熱い瞳があって…


「あぁ…酷いコトされてるのに、欲張りな顔」


…にも関わらず、そっと頬をとられ、それとは裏腹なキスをされてしまえば、アタシはどんどん彼の妖しい闇のような深みに堕ちていく。





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