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・北山side

五「郁人に、一度掘られてるから大丈夫だよね最初っから激しく行くよ」



とたん、バックから物凄い勢いで攻め始める五関。



戸「うあっ、あっあっいっあうっ、あぁ、あぁーっ」



なんで…だよ‥ｸｯ!



五「くっ、いいねぇ、この締め付け具合」

戸「あっはっ、いっ、五関あっあっ、んああっ」

五「そうだろ、もっとよくしてやるから」

戸「うん、して、もっと、めちゃくちゃに、あううっいっ、あっいぃーっ」



そして、攻められ乱れまくるトッツーの姿に。

見てられなくなってしまった俺は…

ダッ！

再び外へと飛び出し、そんな俺に河合が。



河「あれもう見なくていいんだ？」

北「うっせーわ！ｸｯ」

河「だからよせばよかったのに、ﾌｯ」

北「おまえ平気なのか」

河「何が？」

北「あいつが他の奴に抱かれちまっていても」

河「いい加減に分かれよ、ここはそういう所なんだって」

北「分かりたくもないわ」

河「こりゃあ太輔も大変だな、ﾌｯ」



なんでそこであいつの名前が出る？

俺は、藤ヶ谷のもんなんかじゃねぇし。



北「くっ、こんなこと聞いたって意味ないのかもしれないけどさ」

河「なに？」

北「お前なんでトッツーのことを抱いたんで」

河「ふっ、好きになっちまったから」

北「‥‥っ」

河「なぁーんて言ったってどうせ、お前は信じないんだろうけどな？ﾌｯ」



河合？



河「俺たちのこと汚いものでも見るような眼でしか、見てないんだからよ」



だが俺はそのとき、その瞳の奥に光るものを見てしまう。



河「でもな、あいつ太輔は」



沸き上がる疑問―





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