
薔薇寮の淫
第3章 そこにある理由
・北山side
お前どうして、んな辛そうな眼をしているくせにこんなことをするんだ?
が、そのとき。
戸「うあっ、うあっあっ、狂う、あっあっあっ、うああぁぁーっ」
トッツーっ
北「なんでぇ今の悲鳴みたいな声は」
河「五関がラストスパートかけてるのさ、フッ」
はあっ?あいつ、どんだけ凄いんだっつうの。
戸「あっひっ、あっ、ひっひっ、ああっ、ひっひっ、ひああぁぁーっ」
と、その叫び声を最後に中はシーンと静まりかえり。
河「終わったな、クッ」
ボソっと呟いた河合の顔は
まだだ、おまえ本当はこんな事したくないんじゃ?
ガチャ!
五「郁人」
河「五関」
五「合格だ、フッ」
河「じゃ、じゃあ」
五「ごめんな」
河「いっ、いいって仕方ないじゃん、ハハッ」
ちょ、何なんだ!?今度はよ。
めっちゃ会話の空気が重いさっきとは大違いじゃん。
俺は、意味不明だった。
五「でも感謝している」
河「トッツーは?」
五「気を失ってしまった」
河「そっか、フッ」
北「‥‥っ」
すると五関が。
五「北山、俺たちは確かにやることが強引かもしれない、けどさ最後に決めるのは自分なんだトッツーは、俺達のことをちゃんと分かってくれ受け入れてくれた」
北「んなバカな」
五「なら後で本人に聞いてみるといい郁人、帰るぞ」
河「あぁ」
このとき五関から言われた“最後に決めるのは自分”という言葉が。
この先これからずっと俺の頭の中にこびり付いて離れなくなってしまう。
どうしてだか、分からないまま…
が、その意味を悟ったとき
それは俺が堕ちていく覚悟を決めたときだったんだ。
あいつの腕の中へ―
・
お前どうして、んな辛そうな眼をしているくせにこんなことをするんだ?
が、そのとき。
戸「うあっ、うあっあっ、狂う、あっあっあっ、うああぁぁーっ」
トッツーっ
北「なんでぇ今の悲鳴みたいな声は」
河「五関がラストスパートかけてるのさ、フッ」
はあっ?あいつ、どんだけ凄いんだっつうの。
戸「あっひっ、あっ、ひっひっ、ああっ、ひっひっ、ひああぁぁーっ」
と、その叫び声を最後に中はシーンと静まりかえり。
河「終わったな、クッ」
ボソっと呟いた河合の顔は
まだだ、おまえ本当はこんな事したくないんじゃ?
ガチャ!
五「郁人」
河「五関」
五「合格だ、フッ」
河「じゃ、じゃあ」
五「ごめんな」
河「いっ、いいって仕方ないじゃん、ハハッ」
ちょ、何なんだ!?今度はよ。
めっちゃ会話の空気が重いさっきとは大違いじゃん。
俺は、意味不明だった。
五「でも感謝している」
河「トッツーは?」
五「気を失ってしまった」
河「そっか、フッ」
北「‥‥っ」
すると五関が。
五「北山、俺たちは確かにやることが強引かもしれない、けどさ最後に決めるのは自分なんだトッツーは、俺達のことをちゃんと分かってくれ受け入れてくれた」
北「んなバカな」
五「なら後で本人に聞いてみるといい郁人、帰るぞ」
河「あぁ」
このとき五関から言われた“最後に決めるのは自分”という言葉が。
この先これからずっと俺の頭の中にこびり付いて離れなくなってしまう。
どうしてだか、分からないまま…
が、その意味を悟ったとき
それは俺が堕ちていく覚悟を決めたときだったんだ。
あいつの腕の中へ―
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