無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

・藤ヶ谷side

藤「くっ」

横「その顔そうか別にいいんだぜ俺は、ﾌｯ」

藤「なにが」

横「使うか、使わないかは太輔の自由だから」

藤「じゃなんで、そうしろみたいな言い方をするんだよ」

横「そんな言い方した俺はいい秘策がある、そう言っただけさ」



ずるいぞ、わた。



横「どっちにしろ３日目の夜０時になったら４日目に突入したって事と同じ俺は遠慮なくいかせて貰うつもりでいるから」

藤「なっ」

横「約束は約束、俺も郁人を見習って夜這いでもするかな、それだったらあいつの腕力も脅威じゃないだろうし」



くっ、挑発しやがって。



横「さぁ、どうする？ここから先はおまえ次第」

藤「分かったって」

横「よし、なら俺は今夜は裕太のところにでも行くとするよ」

藤「なんで？あいつの方からここへ来るわけないじゃん」

横「いや絶対に来る」

藤「どうしてそんなことが言える？」

横「今頃きっと五関が向かっているだろうから」

藤「んっ？あっ」



トッツーを品定めする為にって言いたいわけ。



横「さてあいつはどうすると思う？」



五関んとこはここでは一番人数が少ないグループ。



横「俺が思うにきっとどうすることもできない」



けど、そんなのはどうだったっていい。

俺が前からずっと気になっていたのは。



横「そして夜、孤独感に包まれお前に会いたくなってここへ来る」



以前、郁人が臭わせていたあの言葉。





・