テキストサイズ

薔薇寮の淫

第3章 そこにある理由

・玉森side

ニ「ガヤ、俺のことは気にしなくていい」

藤「ニカ」

ニ「わったーから全部聞いて知ってるから、辛かっただろ」

藤「うっ」

ニ「俺、ガヤのこと大好き千賀だってそう言ってた」

藤「あいつも了承済みってこと?」

ニ「もちろん、俺達の関係に秘密事はないからな」

横「こいつらの気持ち受け止めてやれ、なっ?太輔」

藤「分かった、ありがとうニカ」

ニ「仲間じゃん、遠慮することなんてないだろ」



ニカおまえ…



藤「なら、遠慮なくさせて貰う」

ニ「あぁ、いくらでも」



ズブブッ!



ニ「うああっ、かっ、硬いうっ、あっあっ」

藤「ニカ、お前の中、くっあったけぇなぁ、ううっ」



ガヤは泣いていた。



ニ「あうっ、もっと、もっと激しく、うあっ、そうだガヤ」

藤「…っ‥ぅ…はっ‥」

ニ「辛かった…思い‥あぁ悲しくて…くっあっあっ‥悔しく…あっあっ‥堪らなか…った気持ち‥はあっ…全部俺の中へ‥あぁ…出しちまぇーっ」

藤「ニカあぁーっ」

ニ「ガヤあぁーっ」



ニカも、そして気がつくと俺も。



横「裕太、覗いてたのか」

玉「わた俺にも教えてガヤに、いったい何があったのか?」

横「聞いてどうする?お前には宮田がいるだろ」

玉「ニカにだって、千賀がいる!なのに」

横「自分も理由によってはそう言いたいのか?」

玉「俺だって仲間だよそうでしょ?」

横「おまえ」

玉「宮田だってきっと分かってくれる、だから」

横「ふっ、分かった」

玉「わた ニコッ」

横「ありがとな、フッ」



でも聞いて凄く驚いたよ。

ガヤがそんな目に遭っていただなんて。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ