
ぜんぶ二人ではじめて
第39章 解禁日
side 泰宏
ナナちゃんに禁欲生活中の俺の気持ちを話した。
片想いになったみたいな気持ちで生活してたことも、いろんな場面でキスしたことも……
「ナナちゃん……。」
俺はナナちゃんを抱き締めた。
「ヤスくん、大好き。」
ナナちゃんが耳元で囁く。
裸で抱き合いながら、俺はナナちゃんを見つめて、キスをした。
「俺も。大好きだよ、ナナちゃん。」
「うん…。」
ナナちゃんが潤んだ瞳で伝える。
「ナナちゃんは、今までのキスでどこでしたキスが一番、ドキドキした?」
「全部……ドキドキしたよ。」
「教室で壁ドンは?」
思い出させる。
「ダメって……言ったのに……。」
そう言って真っ赤な顔で目を反らす。
「あれは、嫉妬してたしな。」
「ん。」
「保健室のベッドは?」
「嬉しかった。ヤスくんが抱っこして運んでくれて……その流れでキスしたの。嬉しかった。」
お姫様抱っこ。
あれは、めちゃくちゃ注目浴びたけどな。
別の意味でドキドキしたよ。
「そのあとのキスは?」
「あれは……頭がついていけなくて、ドキドキした。」
和樹のせいでな。
「それはいいや。封印!」
そう言ってナナちゃんの頭を撫でた。
「緑地公園は?」
「恥ずかしかったよぉ!」
鮮明に覚えてる様で、耳まで真っ赤になった。
外は非常に照れるってことか。
「遠くに人、いたよな。」
なんて、嘘を言ってみる。
「え?うそ!見られてたの?」
「多分、学校の誰か……」
「やだぁ!もぉ。ヤスくん!恥ずかしいから、絶対外はダメぇ!」
ナナちゃんのこーゆーリアクション、ほんと、そそられる。
「でも、キスは見られたじゃん。竜一くんに。」
「あ!そうだった!やだぁもぉ……あのソフト……めちゃくちゃ恥ずかしいよ。」
「キス顔、すげぇ似てたもんなー。」
「もう、学校も外もダメね?」
「……するときは隠すよ。」
「もう……」
照れまくるナナちゃん。
ナナちゃんに禁欲生活中の俺の気持ちを話した。
片想いになったみたいな気持ちで生活してたことも、いろんな場面でキスしたことも……
「ナナちゃん……。」
俺はナナちゃんを抱き締めた。
「ヤスくん、大好き。」
ナナちゃんが耳元で囁く。
裸で抱き合いながら、俺はナナちゃんを見つめて、キスをした。
「俺も。大好きだよ、ナナちゃん。」
「うん…。」
ナナちゃんが潤んだ瞳で伝える。
「ナナちゃんは、今までのキスでどこでしたキスが一番、ドキドキした?」
「全部……ドキドキしたよ。」
「教室で壁ドンは?」
思い出させる。
「ダメって……言ったのに……。」
そう言って真っ赤な顔で目を反らす。
「あれは、嫉妬してたしな。」
「ん。」
「保健室のベッドは?」
「嬉しかった。ヤスくんが抱っこして運んでくれて……その流れでキスしたの。嬉しかった。」
お姫様抱っこ。
あれは、めちゃくちゃ注目浴びたけどな。
別の意味でドキドキしたよ。
「そのあとのキスは?」
「あれは……頭がついていけなくて、ドキドキした。」
和樹のせいでな。
「それはいいや。封印!」
そう言ってナナちゃんの頭を撫でた。
「緑地公園は?」
「恥ずかしかったよぉ!」
鮮明に覚えてる様で、耳まで真っ赤になった。
外は非常に照れるってことか。
「遠くに人、いたよな。」
なんて、嘘を言ってみる。
「え?うそ!見られてたの?」
「多分、学校の誰か……」
「やだぁ!もぉ。ヤスくん!恥ずかしいから、絶対外はダメぇ!」
ナナちゃんのこーゆーリアクション、ほんと、そそられる。
「でも、キスは見られたじゃん。竜一くんに。」
「あ!そうだった!やだぁもぉ……あのソフト……めちゃくちゃ恥ずかしいよ。」
「キス顔、すげぇ似てたもんなー。」
「もう、学校も外もダメね?」
「……するときは隠すよ。」
「もう……」
照れまくるナナちゃん。
