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[現代版] 天使と悪魔

第6章 さすらう記憶

・二階堂side

今日の少クラの楽屋は賑やかになりそうだ。

自分の目の前で、繰り広げられている光景を見ながら思う。



神宮寺「長、おはようございまーす ニコッ」

岸「今日も宜しくお願いします長」

岩橋「長、おはっ…」

藤「お前らいい加減にしろいったい長って何なんだ」

井上「おっ、長?」

藤「瑞稀まで、ハァ」

顕嵐「橋本くんが言ったんですよ」

藤「ハッシーが、どういうことだ?顕嵐(アラン)」



なぜか Jr.たちの中で流行ってしまったゲーム。

その名も―



藤「長ゲーム?」

神宮寺「はい、藤ヶ谷くんに長って言うと喜ぶからって、だから僕たちも」

藤「ちょーっと待て」

岸「なにか問題でも?」

藤「やっぱり意味が分からない」

神宮寺「???」



あははっ、ガヤったらめっちゃ真顔で困惑しているよ



樹「まぁまぁ、あまり深く考えなくてもいいんじゃない長、クスッ」

藤「じゅりーお前まで言うんじゃねって」

樹「だぁーって面白いんだもん クスッ」

藤「本気で怒るぞ」

樹「ぷぷぷっ」



そりゃそうだよな、記憶を取り戻してないんだからさ



藤「はぁ、マジで勘弁」



おっとこんな所で油なんか売ってないで早いとこ行かなくっちゃ。

ガヤのことは放っておいてっと、クスッ!





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