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[現代版] 天使と悪魔

第15章 未来への光り

・五関side

ドドドドッ、ドドドドドッ

みんな元気だなぁ、ハハッ!

賑やかな中、何も気にせず寛いでいる横尾と藤ヶ谷。



藤「なぁ?わた、あいつらなんでハッシーを追い掛けてるわけ」

横「さぁ クスッ」

藤「俺らより先に逝ったんだから、知るわけないじゃん」



ごもっとも。

二階堂は松島聡が自分の子だったのがよほど嬉しかったらしく。



二「やっぱり俺らってかたーい絆で結ばれていたんだな、んふふっ」

松島「僕も知った時は凄く嬉しかったです二階堂くん大好きだから ニコッ」

二「俺も聡のこと大好きだよ」



あららデレデレしちゃって見てられない。

聡はパパっ子みたいだ クスッ



横「ところで、他にも記憶を取り戻してる子っているわけ?」

安井「河合くんとトッツーの子たちが」

藤「えっ?誰」

安井「それは会ってからのお楽しみって事で フフッ」

岸「それよりそろそろ止めないと」

井上「話し進まないですよね」



話し?

すると安井はすくっと立ち上がって。



安井「皆さん、いい加減にして下さい大人げないですよ、それじゃあ橋本くんが可哀相じゃないですか」



とたんピタッと止まる屋良さんたち。



安井「僕がちゃんと説明しますからまずは座って下さい、でなければ教えません」

横「だってさ、フッ」



ありがと安井ちゃん。



屋「こりゃ参った」

山「ほんと、フッ」

二「さっすが、ミツの子って感じ」

藤「俺と北山の子だ」

塚「祐惺は小さいときからしっかりしてたもんな」

玉「年齢の割には、全てにおいて成長が早いっていうか」

宮「やっぱり、他の子とは違ってた」



そりゃそうだろ、なんてったって光りの子。

新しき時代の長なんだから





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