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泣かぬ鼠が身を焦がす

第33章 能ある鷹も身を焦がす(サイドストーリー2)


熱っぽい息と、小さな嬌声を上げられていた三村様はそう言うと


「あ……っ、あ、イく……っイく、イ……っ、あぁぁぁぁっ、ひ、ん……っ」


大きな声をあげながら一際大きく腰を揺らされました


まさか、絶頂を迎えられた……
ということなのでしょうか……?


呆然とする私を、荒い息を繰り返す三村様の目が捉えました


「!」


何を言われるのか、と身構えると同時に三村様の下半身、先程まで私の足が押し付けられていたそこに目が行き


濡れている……


色を濃く変えたそこに気がついてしまいました


「何週間も、ずっと……この日を待ってたんです……オナニーもしないで、貴方様にこうして踏んで頂けることを……待ってました……」


三村様は私の脚の膝から下を愛おしそうに抱き締めながらそう仰いました


オナニーをせず、に……?
待っていた……?


意味のわからない言葉に私の頭がまた混乱しますが、三村様はそんなことはどうでもいいように私の脚に頬を擦り付けていらっしゃいます


「会議中のあの視線に、何度イきそうになったか……本当に辛かったです……。でも、この日のためにとずっと待っていました」


そして三村様は熱っぽく、愛おしそうに私の脚を見ていたその目を私に向けてこう仰いました


「私を、貴方様の奴隷にして下さい」

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