無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ーーー他に唇と手で滅茶苦茶にされたい所、あるんじゃないですか？」


「や…だ、」



「霧島さん。言わないと俺、わかんないですよ」



「…ッ」



「…どこ？」



耳に口をつけて、悪魔の囁きを零す志月蛍。


私はゴクリと生唾を飲んで、志月蛍の手を掴み、潤ったソコにあてがった。


「ここ…です…」


ピクリと志月蛍の指が動く。


「本当は口で言ってもらいたかったんですけど、これも全然アリ…」


「、」



ドサッ



熱を含んだ声が聞こえてすぐに体をベッドに押し倒され、志月蛍が体を跨いで馬乗りになる。



私を上から見下ろす彼のその瞳に、明らかな熱情が含まれていることに気がついて、体が一気に火照ってゆく。



「霧島さん、もっと足開けますか」



そして、ちゅ、と膝にキスを落とされ、誘惑される。



ーーー恥ずかしさで死んでしまいそうだ。



けれど、志月蛍の言葉に逆らうことなんでできず、簡単に足を開いてしまう。



「ーーー…。凄いですよ。少ししか触れてないのに、溢れてる」


「や…言わないで…、」


あまりの恥ずかしさに腕で顔を隠すけれど、「駄目」とあっけなく志月蛍に剥がされ、赤く染まった顔を曝け出される。



そして、赤い頬に軽くキスを落とした後、足の間に体を滑り込ませた志月蛍は、膝裏から奥へ奥へと唇をおろしていきーーー…



ジュルッ


「あ…ーーーーーッ！！ん、はっぁあッぁっ、」


シーツに垂れそうだったその愛液を、下から上へと舐めとり、吸い取った。