
霧島さん
第2章 お久しぶりです、霧島さん
ジュルルッチュパッチュッ…
「やっアァアアッ!んっ」
激しく愛液に吸い付く志月蛍は、はむ、と嚙みつくように唇を動かしながら、舌で蕾を潰したり転がしたりと強く刺激していく。
「あぁ、はっあんッーーーーッ」
与えられ続けるその甘い刺激で、背中が弓のように大きく仰け反り、意識が朦朧としだす。
ジュッジュルッ
「あっやぁぁっもっやめ…ッアッ!ンンン〜ッ!!!」
呼吸する暇がないほど、声が止まらない。
気持ちいい。死にそうなくらい、快楽に堕ちそうだ。
ぎゅっと強くシーツを握り、半ば暴れるように体を捩るけれど、志月蛍はやめてはくれない。
ーーそれどころか、
「はぁ…っ吸っても吸っても溢れて止まらない…。掻き出せば止まりますかね…?」
「や、やです…やだ…ッ」
「やですって言う割に、腰…揺れてますよ、」
口元を拭い、ぬちょ…と指を秘部に擦りつけるその仕草に、次に来るであろう快感の期待で、自ら腰を揺らすのをやめられない。
そしてーーー
ズブブッ
「ーーーーーッ!!」
志月蛍の長く骨ばった指はナカへと侵入し、容赦なく私を攻め立てた。
ギチ…ッ
「、霧島さん…もう少し力緩めれますか?指が食い千切られそうです」
「ン〜ッ」
無理だと首を振ると、志月蛍が視線の合う場所へ体を滑らせてきた。
向かい合わせになって互いの熱い息を交じあわせ、涙で霞んだ視界の中、柔らかく微笑む志月蛍を捉える。
