テキストサイズ

不透明な男

第3章 自覚の無い男


智「あっ、はぁ…」


いつの間にかベッドに貼り付けられた俺は、服を乱され松兄ぃのされるがままになっていた。


智「ん、んっ…ま、松兄ぃ…」


俺の抵抗は虚しい。
小柄な俺は松兄ぃの下にすっぽりと納まり、両手を掴まれ、身体中に舌を這わされていた。


智「や、やめ、だめだ…ってば」

兄「お前が妬かせるからだ。」

智「そんなの…妬かせてなんか…っは、あ、あっ」


俺のもがきは全く役に立たない。
じたばたしても松兄ぃはビクともしない。

そんな足掻きをしているうちに、俺は身ぐるみを剥がされていた。


智「や、やだ…って…んんっ」

兄「…そろそろ諦めろ。」


いつの間にか俺の前を弄られている。
舌で俺の胸の突起を虐め抜き、手で俺の熱を弄ぶ。


智「ん、んんっ、あ…っ」

兄「もう濡れてるぞ…。素直になっておけ。」

智「な…、あ、やっ…っく」


口内に含まれる俺の熱い塊。
その刺激に耐えられなくなりそうで腰を捩って逃げようともがく。


兄「諦めろって…。」

智「はっ、はぁ、あっあ…っ」


息があがって苦しい。
この間、味わった快楽が甦って更に快感を増す。

俺がグッと大きくなる。


智「あ、あぁ…っ、く…っ」


とうとう俺は、松兄ぃの口に熱を吐き出してしまった。


智「っはぁ、はぁ、だめでしょ…こんなの…」

兄「俺のものにしとかなきゃ心配なんだよ…許してくれ。」


松兄ぃの口内に少し残った吐き出した熱を俺の後ろに塗り付ける。


智「!」



あ…

まさかまた、

ヤラれちゃうの?おれ…






ストーリーメニュー

TOPTOPへ