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ほら、もうこの話は終わり、集中してと俺の身体を撫で回す。


「こんな事、私が話したって言っちゃ駄目よ？」

智「分かってますよ。僕だって、こんなの聞いたなんて言えませんから…」


口止めをしなくても大丈夫そうだ。
そりゃそうか、社長のお気に入りにこんな話をして怖がらせたなんて、言える訳無いか。


智「ん…」


取り敢えずこの動揺を鎮めなくては。
社長はこの様子を見ている筈だし、この女だって不信がるだろうし。

俺は目を閉じて行為に集中する事にした。


「ふふ、シワ、寄ってるわよ。可愛い…」

智「あ…、もう、そろそろ、外して…？」

「だーめ」


俺の眉間にキスをしながら局部を擦り付ける。
余裕そうな顔をしている女も、顔に熱が籠り熱くなっていた。


智「あっ、だ、駄目ですよ」

「いいから」


硬くなった俺を再び口に含むと、熱を吐き出させようと勢いよく貪り付いた。


智「ほ、本当に、…っ、は、離して…っ」

「んん…っ」


夫人の口を汚す訳にいきませんとか言いながら、俺はその口に吐き出した。
それを、女は旨そうに飲み干す。


智「あ…、もう、なんて事を…」

「ふふっ」


ニコッと笑う女に顔を近付けて俺は言う。


智「駄目ですよそんなのしちゃ…、可愛いくなっちゃうでしょ？」

「えっ？」

智「抱き締めさせて…？」

「領くん…」


浅い呼吸を吐きながら低い声を聞かせる。
そうすると、まんまと女は俺の手錠を外した。

ぎゅっと抱き締めると同時に女をうつ伏せに組伏せた。


「あっ？」

智「ふふ、意外と簡単に騙されちゃうんですね？」


女の背中に身体を寄せ、うなじに舌を這わせる。
後ろからソコを愛撫してやると、涌き出る蜜が指に絡む。


「ああっ、ま、待って、貴方、イッたばかりでしょ？」

智「まだ、おじさんじゃありませんよ？」


指を入れて掻き回してやる。
それだけでも、激しく女の身体は揺れる。


智「我慢してたの…？」


もう一方の手をシーツの間に滑り込ませ、胸も愛撫してやる。
すると女の身体はビクビクと波打つ。


「んっ、だ、騙すなんて、ひど…っ」

智「そんな所も、可愛いですよ…」



こっちの方が都合がいい。

背中越しなら、ちょっとくらい泣きそうだって、バレやしない。