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アイツまで徒歩5分

第9章 どちらかと言えば……?


「――――あっ…」



っと―――――…俺の答えが解っていたのか…


最知が俺の腕を掴み、答えを遮った!!




(最知?何を!)



(行ってください!!
……何かあったかもしれないですし…)



最知が、小声で諭す……







俺は――――…断るつもりだったが…




最知の手が――――…少し震えていた…





新人時の仕事に対する不安…



俺も…あったな……こんな時期




「――――…解りました…お伺いしますが…私のような若輩者が常務のプライベートにお邪魔していいんですか?」



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