
背徳教師
第10章 十時間目
俺は、二人のいる空き教室の前で…深呼吸をする…
人払いを教頭にお願いしてあるとはいえ…
辺りが気になる――――…
一応…警戒していたほうがいいかな?
まっ――――…いいか…
多分…今の俺は、ワクワク顔をしているだろう―――…
和重先生を“背徳”へ導くと決めたんだ――――…
最後まで力を尽くさないと…
二人のための…“背徳”プロデュース
和重先生が、すんなりプレイしてくれたら…俺がわざわざ出る事は無かったと思うが…
流石に――――…まだ、迷うとか…
和重先生らしい…
