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波野『もしもし？大丈夫？』


聖輝「はい、大丈夫です。」


波野『あのね、感動するサプライズなんだけど……』


聖輝「はい…」


波野『やめた方がいいと思う。』


聖輝「えっ？なっ何でですか？！お誕生日なんですよ？感動ある方がいいじゃないですか！！」


波野『嵐って今年24時間テレビのメインパーソナリティでしょ？』


聖輝「はっはい…でもそれとサプライズは関係なくないですか？」


波野『あくまで俺の勘なんだけど…今年手紙書くと思うんだよね。』


聖輝「手紙…？」


波野『うん…メンバー一人ひとりに想いを伝える為の…』


聖輝「それって……」


波野『今ここで手紙書くとしよう、そしてもし24時間テレビで同じ企画が用意されてたらどう思う？』


聖輝「かっ感動が薄れていく…」


波野『でしょ？もしもの時を考えて、感動系は省いた方がいいと思うよ。』


聖輝「なるほど…それは気づきませんでした…」


波野『それに、二宮くんだったら感動系よりもお笑い系やった方がいいんじゃない？』


聖輝「お笑い系？それって何がありますか？」


波野『例えば………とか？』


聖輝「そっそれ…絶対面白いと思います！」


波野『でしょ？クールな二宮くんでも笑ってくれると思うよ。』


聖輝「わぁ…さすが波野さん！ありがとうございます！」


波野『いえいえ、お力になれて何よりです。』


聖輝「あっ！よかったら波野さんも来ませんか？6月23日にするんです！」


波野『ありがとう、でもその日は実家の会社の方の仕事があるから。』


聖輝「そうですか…残念です…」


波野『誕生日会終わったら是非話聞かせてね。』


聖輝「はい！」


波野『じゃあそろそろ切るね、お疲れ様。』


聖輝「お疲れ様です！」


ピッ


聖輝「おぉ…さっきの案は使える！」