無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

櫻井「……。」


聖輝「……。」


二宮「…じゃあ、あとはよろしく。」


聖輝「えっ？ちょっちょっと待って！！」


二宮「なに？」


聖輝「いや…あの…」


二宮「ハァ…引き受けたからには最後までやりとげろよ。じゃあ。」


聖輝「あっちょっ…二宮さん！！」

どうしよう…こんなやつれた翔くんと同居なんて…

櫻井「……。」


聖輝「…あっ…あの…あっ上がってください…」


櫻井「……。」


翔くんは何も言わずに僕の家に上がり込んだ。


聖輝「えっと…お風呂入ります？それとも…ご飯食べます？」


櫻井「……。」


聖輝「……。」

うぅ…何か反応してよ…

聖輝「えっと…どうしよう…」


〜♪♪


聖輝「あっ…」

相葉ちゃんからLINEだ。

相葉『やっほ〜☆翔ちゃんと会えた？相葉ちゃんはまだまだ撮影中(>_<)』


聖輝「……。」

おっお気楽すぎる…！！

〜♪♪


〜♪♪


相葉『あっそうそう、翔ちゃんと生活するためのアドバイスね！翔ちゃんに何か聞く時は2つ以上聞いちゃだめだよ！反応しないから！』


聖輝「2つ以上質問したらだめ…」


相葉『首を縦に振ったらYes、横に振ったらNoって捉えていいから！』


聖輝「なるほど…」


〜♪♪


相葉『何か指示してあげると大抵は言うこと聞いてくれるから！』


聖輝「指示…」

先輩に指示してもいいのかな…

櫻井「……。」


聖輝「えっと…お風呂入りますか…？」


櫻井「……コク…」
(頷いています。)


聖輝「あっ…はい、分かりました。」


櫻井「……。」


聖輝「えっと…着替えは…」


僕はボストンバッグの中から着替えを取り出し、翔くんをお風呂へ連れて行った。


聖輝「あの、タオルと着替え、ここに置いておきますね。」


櫻井「……。」


聖輝「……。」

思ってたより重症だなぁ…

まるで介護してる気分…

聖輝「ハァ…」

この様子じゃ復活するの相当時間かかりそうだなぁ…