
Everlasting Love
第28章 彼との同居生活
聖輝「はぁ…チョコレートケーキ美味しかった〜♡」
〜♪♪♪
聖輝「あっ、相葉ちゃんだ。」
ピッ
聖輝「はい、もしもし。」
相葉『もしもし?あのね、翔ちゃんのことなんだけど…俺ドラマの撮影押しちゃっててそっちに行けそうにないんだよね…』
聖輝「あっそうなんですか?僕は別にいつでも大丈」
相葉『でね、ニノに翔ちゃんそっちに連れていくように言ってるから大丈夫!』
聖輝「…そっそうなんですね、分かりました。」
相葉『うん!じゃあよろしくね!ばいばい!』
聖輝「あっ……」
相葉ちゃんって…人の話聞いてくれない…
聖輝「…ハァ…いつ来るんだろう…」
僕は変に緊張しながらニノが来るのを待った。
聖輝「…ハァ…まだかなぁ…」
今22時…相葉ちゃんの電話から2時間は待ってる…
聖輝「…一言くらい連絡くれてもいいのに…」
ピンポーン
聖輝「?!きっ来た…」
僕はモニターを確認してオートロックを解除した。
聖輝「…あぁ…緊張する…」
翔くんと会うのあの修羅場以来だからなぁ…怖い…
聖輝「翔くん…どんな様子なんだろう…」
でも、仕事してるなら思ってるより普通かもしれない。
聖輝「うんうん、相葉ちゃんが大袈裟に言ってるだけだよね。」
ピンポーン
聖輝「あっ、はーい。」
ガチャン ガチャッ
聖輝「こんばんわ…!?」
二宮「……。」
うぅ…ニノの顔めっちゃ怖い…!!
聖輝「あっあの…二宮さ」
二宮「チッ…あのバカマジで覚えてろよ…!!」
聖輝「?!」
やばい…めっちゃキレてる…!!
二宮「…これ、翔ちゃんの荷物。」
聖輝「あっ…はい…」
二宮「…翔ちゃん、こっち来て。」
聖輝「……えっ……?!」
僕はあの時以来に翔くんの姿を見た。
しかし、僕が見た翔くんは…いつもの爽やかさが全くなく、恐ろしいほどやつれた姿をしていた。
