
Everlasting Love
第10章 恐怖
松本『来週の月曜日の夜なら空いてるけど…?』
聖輝「らっ来週…」
松本『うん。ちょっと仕事の関係者との約束が多くてね…』
聖輝「そっそうですか…来週…」
松本『月曜日都合悪かった?』
聖輝「いっいえ…そんなこと…ないんですけど……」
できれば今日会いたかったな…
松本『…何かあった?』
聖輝「えっ…?!」
松本『いや、前に相葉さんと会った時も、「涼野くん何か悩みありそう」って相葉さん言ってたから…』
聖輝「そっ…そんなことないですよ!」
松本『…本当に?』
聖輝「はっ…はい…」
松本『…もし、今晩誰かに悩みを聞いてほしいって言うなら、誰か紹介するけど?』
聖輝「えっ…?」
松本『あるんでしょ?悩み。だから俺に電話してきたんだよね?』
聖輝「あっ…」
さすが松潤…全部バレてる…
松本『本当は直接聞きたかったんだけど…ここ何日か仕事関係者と約束があって…』
聖輝「いっいえいえ!約束があるならそっちを優先してください!」
松本『ありがとう。ごめんね。』
聖輝「いえ、僕は全然大丈夫です。」
松本『涼野くんさえよかったら…俺の代わりに誰か紹介するけど…どうする?』
聖輝「えっ…えっと……ちょっちょっと待っててください!」
光樹「松潤何て?」
聖輝「今晩話聞いてもらいたいなら、他の人紹介するって…」
波野「他の人って誰?」
聖輝「分かりません…でも、おそらく…芸能人の方だと…」
桂一「普通初対面でさ、自分の悩み話す?」
光樹「話さへんなぁ…」
波野「うーん…今回は簡単にペラペラと話せるような内容じゃないし…」
聖輝「……ジャニーズだったら…」
桂一「えっ?」
聖輝「ジャッ…ジャニーズだったら…信用できると思います…」
波野「涼野くん…」
聖輝「あっ相葉さん以外誰とも会ったことはないんですけど…でも…直感なんですけど…信用できそうなんです…!」
桂一「…そっか…」
光樹「俺は…ええと思う。」
波野「…分かった。もし、ジャニーズの誰かを紹介してもらえるんだったら、会わせてもらおう。」
聖輝「はい。」
