
Everlasting Love
第10章 恐怖
どっどうしよう…!!
電話に出るなんて…思わなかった…
『もしもし?』
聖輝「あっあの!あの…いきなり電話かけてすみません!あの…まっ…松本…潤さんの…でっ電話番号で…合ってますか…?」
松本『はい、そうですけど?』
聖輝「えと…あの…ぼっぼっ…僕!すっ…すす涼…野…聖輝です!!」
松本『えっ?』
聖輝「いや、あの!すっすみません!!あっあっ…相葉さんから…その…連絡先を…聞いて…電話を…しました…」
松本『……。』
聖輝「……。」
どっどうしよう…絶対怒られるよ…
聖輝「あっあの…」
松本『涼野聖輝くんね。まーから話は聞いてるよ。』
聖輝「えっ?まっまー?」
松本『あぁ、ごめん。まーって相葉さんのことね。』
聖輝「そっそうでしたか…えっと…」
松本『デビューおめでとう。番組見てたよ。』
聖輝「へっ?!あっあっありがとうございます!」
松本『歌もダンスも上手だったし、トークも完璧だったよ。』
聖輝「ほっ…本当ですか…?まっ松本さんからそう言ってくれるなんて…光栄です!」
松本『ふふ。でも、事務所で会った時、この子絶対ジャニーズになるんだろなって思ってた。』
聖輝「えっ?」
松本『他の子とはオーラが違うというか…事務所にJrが結構いたんだけど、涼野くんは誰よりも輝いて見えたんだよね。』
聖輝「おっおぉ…」
松本『ははっ、でもまさか18歳だとは思わなかったなぁ〜』
聖輝「えっ…ちっちなみに…何歳に見えましたか…?」
松本『13歳?』
聖輝「えっ?!中1ですか?!」
松本『あははっ!ごめんごめん!すっごく可愛かったから中1かなって思ってた。』
聖輝「うぅ…ショックです…」
松本『ごめんごめん。』
聖輝「うぅ…」
光樹『聖輝!例の件について!』
波野『何でもいいから会う約束を取り付けた方がいいよ。』
聖輝「あっあの…松本さん…えっと…きっきょきょ今日!…の夜…予定空いてますか…?」
松本『夜?ちょっと待ってて。』
桂一「空いてたらええなぁ…」
光樹「うん…」
聖輝「……。」
松本『もしもし?』
聖輝「はっはい!」
松本『ごめん。今日はちょっと予定入ってるんだよね…』
聖輝「そっそうですか…」
