
素晴らしき世界
第31章 向かい合わせ
「しょ…う」
覗き込む俺の頬を優しく包み込むと儚げに笑った。
「雅紀……雅紀っ」
もうすぐ俺の前からいなくなる雅紀。
わかっていたはずなに……
俺は抱きしめずにいられなかった。
もうすぐで消えてしまう
雅紀の温もり、鼓動、吐息。
あらゆるモノを感じて
雅紀の存在を身体に刻み込みたかった。
「好きだっ、好きなんだ」
そしてずっと気づくことが出来なかった
雅紀への想い。
例え、雅紀が聞きたくなくても……
それが俺のただの自己満足であったとしても……
どうしても伝えたかった。
俺は雅紀が大好きだと……
「動くよ?」
雅紀はゆっくりと頷いた。
「あっ、んん…っ」
腰の動きに合わせて甘い声を漏らす。
「やぁぁっ、そこ…ダメッ」
雅紀のいい所を擦り上げていくと、
ギュッと俺のモノを締めつける。
それに合わせて絞り出される先走りと、
中を潤すために使った雅紀の白濁が混ざり合う音。
全てが……
雅紀と俺をひとつにしてくれる。
「ごめんっ、もう…イきそう」
「あぁぁっ!一緒っ、ヤダヤダ…っ」
雅紀のモノを手で包み扱き上げると、
首を振って快感を逃そうとする。
ゴメンね?
でも最後は一緒に……
「やぁぁっ、もう……」
一層強くなった締め付けは雅紀の限界を表していて、
その締め付けに俺の限界も近い。
「雅紀…っ」
「しょ…んっ」
雅紀の唇を塞いだ。
上も下も……全て雅紀と繋がっている。
「んっ、んっ、んんんんっ」
くぐもった声と共に俺の腹が
雅紀が吐き出した白濁で濡れた。
「んん…っ」
イった締めつけに押し出されるように、
俺の白濁で雅紀の中を濡らした。
「雅紀」
呼んでも反応がなかったので
ピッタリとくっついていた肌を離した。
規則正しい吐息と久しぶりに見る寝顔。
そしてまた……目尻から零れ落ちる涙。
「愛してるよ、雅紀」
きっとこれが最後。
その涙を唇で拭った。
覗き込む俺の頬を優しく包み込むと儚げに笑った。
「雅紀……雅紀っ」
もうすぐ俺の前からいなくなる雅紀。
わかっていたはずなに……
俺は抱きしめずにいられなかった。
もうすぐで消えてしまう
雅紀の温もり、鼓動、吐息。
あらゆるモノを感じて
雅紀の存在を身体に刻み込みたかった。
「好きだっ、好きなんだ」
そしてずっと気づくことが出来なかった
雅紀への想い。
例え、雅紀が聞きたくなくても……
それが俺のただの自己満足であったとしても……
どうしても伝えたかった。
俺は雅紀が大好きだと……
「動くよ?」
雅紀はゆっくりと頷いた。
「あっ、んん…っ」
腰の動きに合わせて甘い声を漏らす。
「やぁぁっ、そこ…ダメッ」
雅紀のいい所を擦り上げていくと、
ギュッと俺のモノを締めつける。
それに合わせて絞り出される先走りと、
中を潤すために使った雅紀の白濁が混ざり合う音。
全てが……
雅紀と俺をひとつにしてくれる。
「ごめんっ、もう…イきそう」
「あぁぁっ!一緒っ、ヤダヤダ…っ」
雅紀のモノを手で包み扱き上げると、
首を振って快感を逃そうとする。
ゴメンね?
でも最後は一緒に……
「やぁぁっ、もう……」
一層強くなった締め付けは雅紀の限界を表していて、
その締め付けに俺の限界も近い。
「雅紀…っ」
「しょ…んっ」
雅紀の唇を塞いだ。
上も下も……全て雅紀と繋がっている。
「んっ、んっ、んんんんっ」
くぐもった声と共に俺の腹が
雅紀が吐き出した白濁で濡れた。
「んん…っ」
イった締めつけに押し出されるように、
俺の白濁で雅紀の中を濡らした。
「雅紀」
呼んでも反応がなかったので
ピッタリとくっついていた肌を離した。
規則正しい吐息と久しぶりに見る寝顔。
そしてまた……目尻から零れ落ちる涙。
「愛してるよ、雅紀」
きっとこれが最後。
その涙を唇で拭った。
