無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

高田はそんな俺を見て一瞬動きを止めると




「その笑顔、久しぶりにみた......」




と、切なく笑った。






「俺のせいでごめんな.....」





急に謝罪の言葉を述べられ意味がわからなくて固まる。





「ずっと、お前を裏切ったこと謝りたかった。ほんと最低なことしたよな。ごめんな。」







そう言った高田の顔が本当にくるしそうで俺の方がなんだかなきそうになってしまった。





「今までの人たちと全部関係を切った。」




まっすぐ俺の顔を見て告げられた言葉。




「あんな形でお前を傷つけたことまだ後悔してる。もうこんなこと起こさせないようにするから、北浜にはこれからの俺を見て欲しい。」






「へっ.....」





「俺、お前のために変わるから。」