
腹黒ドS王子の愛する人Another
第1章 慧×桃史の場合
急に核心をつかれて思いっきり動揺してしまう。
「ずっと気になってたんです。昨日の言葉。」
「....っ........」
澄んだ瞳に見つめられて何も言えなくなってしまう。
その目はとても深くて俺の考えていることを全て読み取ってしまうんじゃないかって.....
しばらくの間見つめられて俺は諦めたように口を開いた。
「君のお兄さんを.....裏切ってしまったんだ......」
「裏切った?」
不思議そうな顔をしてそう問いかけてくる葵くん。
こんな話、聞いてて嫌だろうな。
「うん、それで傷つけた。.....だからあいつ、俺に頼れなくて一人で仕事抱え込んでたと思うんだ。」
「ずっと気になってたんです。昨日の言葉。」
「....っ........」
澄んだ瞳に見つめられて何も言えなくなってしまう。
その目はとても深くて俺の考えていることを全て読み取ってしまうんじゃないかって.....
しばらくの間見つめられて俺は諦めたように口を開いた。
「君のお兄さんを.....裏切ってしまったんだ......」
「裏切った?」
不思議そうな顔をしてそう問いかけてくる葵くん。
こんな話、聞いてて嫌だろうな。
「うん、それで傷つけた。.....だからあいつ、俺に頼れなくて一人で仕事抱え込んでたと思うんだ。」
