
腹黒ドS王子の愛する人Another
第3章 朔弥 × 元 の場合
「さかき、榊!!!」
「へあっ!?」
どこかに行ってしまっていた自分の思考が、目の前の葵の声によって引き戻される。
「どうしたんだよ一体...昨日のお昼からずっと変だぞ?」
心配そうに覗き込む葵の顔が近づく。今までならここでキュンとして、忘れようと必死になって、って感じだけど今はそれどころではない。
「きのーのおひる....」
昨日のお昼、俺は一体どうした?
寺石が、爆弾発言をかましたあと俺はどうやってもどったのか何も覚えていない。
ゆめ?夢かな、これ。
「夢だな。」
「え?なにが?」
事態がつかめない葵は1人でおろおろしているが、俺はそのまま結論づける。
「へあっ!?」
どこかに行ってしまっていた自分の思考が、目の前の葵の声によって引き戻される。
「どうしたんだよ一体...昨日のお昼からずっと変だぞ?」
心配そうに覗き込む葵の顔が近づく。今までならここでキュンとして、忘れようと必死になって、って感じだけど今はそれどころではない。
「きのーのおひる....」
昨日のお昼、俺は一体どうした?
寺石が、爆弾発言をかましたあと俺はどうやってもどったのか何も覚えていない。
ゆめ?夢かな、これ。
「夢だな。」
「え?なにが?」
事態がつかめない葵は1人でおろおろしているが、俺はそのまま結論づける。
