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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合

恥ずかしいのを隠すようにご飯をかきこめば、今度は周りのお仲間にハムスターみたいだと笑われてしまった。



「先輩意外とお茶目っすね!」


「なんか小動物みたいです。」




なんかいたたまれないぞこの空間!!!



早くここを抜け出したくて、俺は残りも急いで口に入れた。





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「まじかよ、全部食べちゃったぞ...」



「あの細っこい体のどこに....?」




寺石の仲間たちが俺の顔と空いた皿を見比べてぶつぶつと何かを言い始めるが、何かしてしまっただろうか....


程よくお腹も満たされ、午後を頑張るには十分なエネルギーを貯めることができた。もし寺石が声をかけてくれなかったら、俺はここにきていないし今頃空腹で死んでいただろう。

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