
腹黒ドS王子の愛する人Another
第3章 朔弥 × 元 の場合
テーブルに現れた俺の姿に寺石を始めお仲間たちが目を丸くする。
俺の手にはトレー、その上には人数分の水やら箸やらがのっている。
「自分の分とってくれ、って、なに?」
しばらく動かなかった寺石たちだったが、ご飯を運んで来た側の人たちのオーラが黒くなる。
「おい!!!!お前ら普通に座って何してたんだよ!?先輩1人にこんなことさせんなよ!!」
「ごめんなさい先輩!!こいつら気利かなくて!!!」
えぇ、普通のことしただけなのに。俺たちのテーブルはやいやいと暴言がとび、修羅場化している。
「ほら、やっぱり先輩優しい。」
俺の後ろに立っていた寺石はいつも通りの笑顔。そのまま先輩はこっちね、と俺の手を引いて隣に座らせた。
俺の手にはトレー、その上には人数分の水やら箸やらがのっている。
「自分の分とってくれ、って、なに?」
しばらく動かなかった寺石たちだったが、ご飯を運んで来た側の人たちのオーラが黒くなる。
「おい!!!!お前ら普通に座って何してたんだよ!?先輩1人にこんなことさせんなよ!!」
「ごめんなさい先輩!!こいつら気利かなくて!!!」
えぇ、普通のことしただけなのに。俺たちのテーブルはやいやいと暴言がとび、修羅場化している。
「ほら、やっぱり先輩優しい。」
俺の後ろに立っていた寺石はいつも通りの笑顔。そのまま先輩はこっちね、と俺の手を引いて隣に座らせた。
